オイレス工業の無給油ブッシュ、ドライベアリングとかドライブッシュって言ったりしてるけど、大体ECOのすべてのシリンダーピンにはハマってます。
エンジンのメタル作ってる会社で大同メタルのドライブッシュも有名ですね。樹脂製はイグス製のイグリデュールも有名です。
もう何年前でしょうか。私がドロドロの3Vを後先何も考えずに、おもむろに分解し始めた頃。各シリンダーピンをハンマーで叩きだしてピンのボス穴覗くと、何やら金属のリング跡が見えてます。
これは何なのか?はめ込まれたものなのか?それともボス穴加工の一種なのか?叩いて良いものなのか、どうか?何の知識もないまま、抜いたピンの角で少し叩くと奥に動いていくから、まさかこれも全部抜かないといけないのか!!って
超深刻になって、どうしよう、どうしようって悩んでたのを思い出す。
よし、全部抜いて交換するって決めたから、当時は全部頑張って抜きました。ところで、こんな部品、どうやって調達すれば良いのだろうか?YBMのオリジナル部品なのか?
確かにパーツカタログ見ると、ドライベアリングって書いてある。当時の情報はたったそれだけでした。
それから何年経ったのか?いよいよ新品のドライベアリングを打ち込む時期がとうとうやってきました。
解体当時より、格段にレベルアップしてる自分だから、まあ大丈夫でしょう。道具も増えた!!しかしボス穴の内面、既に錆びだらけです。ソリャーそうだ、何年放りっぱなしにしてたのか。
556たっぷりつけて、ホーニングツールで磨きましょう。叩いた傷跡が中途半端に残ってると、ドライベアリングを痛めちゃいます。内径膨らんでピンも刺さりませんから要注意!!
このドライベアリング、内面はテフロン(四フッ化フルオロエチレン)で特殊コーティングされてるんですね!!そのはず、内面は異様にツルツルです。さすが無給油ブッシュ!!。でもグリースは入れて尚良いので、大体グリースニップルが付いてますよね!
こういう部品のこと知っちゃうと、グリースは頻繁に注入しなければすぐブッシュ痛めちゃうのが良くわかる。
そういや、先日の現場で、解体屋のユンボーオペは、現場で朝礼前にきっちりグリースガン手にもって注入してました。みんなやる事やってますね!
しかし、思い出せば3Vの初解体時、フィードシリンダー最下部のピンと一番根元のスイングベースピン…
えげつない程固まって、抜くのに2,3日やり方変えて格闘してました。しかし、本当にありえない硬さでしたネ。ドシローとの私には難易度高すぎた!!
因みにフィードシリンダーのピンは、リーダー外して地面に横たわらせてから、大ハンマーで野球の素振り見たいに振り回してたけどダメ…。
結局、その夜閃いた!!、SCSCで使ってたマキタの最強200Vハンマーや==。(HM1812、打撃エネルギー72.8ジュール、これ当時世界最強クラス)
これにSCSCで折れた六角シャンクのアダプターつけて、ホンダの発電機運んできてさ、やっと叩き出しました。すこーっしづつ動いていったの。えぐい打ち込みパワーやね、やっぱSCSCハンマー!
スイングのベースピンは上にしか抜けないから、下に油圧ジャッキと、上からは大ハンマー部隊2人、交互に餅つきみたいに、マシン重量全部持ち上がってもまだ無理で、炙るわ叩くわをマジで1日中2人でやってました。このマシンのリーダーさ、11時57分ぐらいの傾いたモデルだったの!!
まあしゃーないね!!よーやった!!ベースピンはガタガタでソリャー抜けんし動かんわ。😂
やっぱ、グリースは必須です。当時は体感で悟りました。(フィード最下部にはグリースニップル無いので、特注ピン作ろうかな。)
































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