このバルブ、ECOユーザーはアウトリガー動かしたり、リーダーのスライド、起倒操作ぐらいでしょ。ユンボオペからすると、このバルブレバーは自身の手指のように頻繁に使用するじゃん?
よほどECOなんかより使用頻度は数十倍のはずです。前後左右にバケットを揺らしたり振ったりで。摩耗も半端ないはず。
何度もメンテしてる内容でしたが、やはり忘れます。油断禁物で慎重に実施します。でも固着してる中心のボルトが外れなくて、半日格闘してました。しかもM14、ダブルナットにしてスタッドボルト外す要領で。
M14のナットなど普通ないよね手元に。でもいつもボルト磨いて保存してるので助かりました。M14流行らない理由、拳銃のバレル根元がM14らしく、制限されているとかいないとか。先日教えてもらいました。
確かにガキの頃プラモのモデルガン、バレル根元M14っぽい記憶があるな。装着するの一番楽しい瞬間だったのを思い出す私。
話それましたが、何かと時間がかかり容易ではありません。これはきっと試練でしょう。アルミボディーに工具鋼のような硬さのユニバーサルジョイントのボルトがメり込んでます。昔、設備屋のプロにアルミにアルミのネジをガじらすと絶対取れないと教わったことがあります。
でも今回は片方は硬いから破壊覚悟で単管で捻り外しましたよ。まあ何とか外れました。というのも以前中古の工具ショップで中々珍しいKTCの六角ボルト専用のモンキーを仕入れてたのが勝因でした。
天は味方してくれます。これがなかったらトルクかけれずに無理でした。やはり道具に助けられます。感謝!これ外れないと内部部品は何も交換できないのです。
新しく交換するUパッキン、向きも絶対間違えれません。逆にすると100%漏れます。しかもこのUパッキンがどこ探してもドンピシャ市販品は見つけれませんでした。メーカーがこだわる特注パッキンのようです。コベルコ、日立、CAT、ヤンマーなど同じようなUパッキンを使用してますが、各メーカー微妙に特注らしいです。(パッキン屋いわく)オイルシールの仕組みと同じでU溝で油を掻き落とす仕組み。
これが純正というものか…(純正バンザイ)
ホース継手などのO-リングも交換、手でスムーズに最後まで回らないとホース装着時に面倒なので、がじりっぽい物はダイスで軽く整えておきます。
というわけで各部品を全部丁寧に洗浄し、組み上げたよ。
山口
























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