SCSC用のアダプターです。ybmに作製してもらった。
私が初めてSCSCという手段で掘り下げる作業を見たのは、数年前、某関東のSCSCのパイオニアである会社、ムサーダの矢田部社長でした。
その時は炎天下の作業中にも関わらず、素人の私の素朴な質問にも笑顔☺️で対応して頂き、教えて頂いた貴重な知識、今でも鮮明に記憶しています。
今から振り返ると炎天下のこの作業中に真横からズカズカと押しかけ話かける初対面の奴…本当に失礼しました。😅
でも本当に紳士的に優しくしてくださって、あー、この人は本物の実力者なんだなぁとオーラを感じた方でした。その後も弊社とは親密にお付き合いさせて頂いています。
その後、色々ツールも揃えて自身でやる機会もまあまあ増えましたけど、やはりSCSCは過酷です😩。
後発隊の私が説明することは何も無いのですが、やはり手段としてどうしても無くてはならない手段ですよね。
皆が色々工夫して少しでも効率が上がるようにしてると思います。
なんせ、ツールがよく破損します。
得にこの打ち込み用のアダプター、私、結構な頻度で折れてしまいます。🤣
私の打ち込み方にほぼ原因があるのは承知してますが、もう少し折れにくいアダプターを検討してました。
そもそも金属は圧力、上からの力には強いはずで、逆に引っ張る方向や捻る方向の力には弱いのは容易に想像出来る…
エンジンのコンロッドなどもレース仕様などでは強化型鍛造があるぐらいだし、よく割れるのは、ピストン上死点で動きが止まって下へ戻ろうとする時、めっちゃGかかるから、キャップが割れる…
ボルトも過剰なトルクでまず破断するのは、ネジ山が無くなる所や首の部分など危険断面で破断する。
実際このアダプターもロープの根元でよく破断します。やはり知らない内に捻ってんでしょか?
硬くで先端割れるとかももちろんありますが。
でもECOのアダプターがよく破断するって最近はあんまり無いと思うのですが、もちろんゼロでは無いのでしょうが、ybmに話聞くと現行のECOのシャンクロッドアダプターは材質、焼き入れ、硬度仕様、応力分散させる為の形状を改良を結構重ねてきた様です。あの首の形状…。
バイブロ振動は、ダンパー動きに追従して、ツールも上下に小刻みに震えてますよね。この動きが、特に先端で壁面流動化現象、摩擦低減に似たイメージを引き起こして下へ下げれる、以前ybmからその理屈イメージを教わって今もずっとそのイメージです、私。実際はもちろんいつも流動化、液状化するわけでは無いのでしょうが。土質によりますし。
砂場に単管人力で差し込むには、ただ上から押し付けるより、トントンして捻って回した方が挿さりやすいイメージ?私はそんなイメージ持ってます。
この動きだから割れにくい。あんなに打ち込みまくっても。
でもSCSCは本当にただ下にど突くだけ、しかも折れる理由は地面下は首ガッチリ掴まれてるにもかかわらず、地上の打ち込み部がグラグラ揺れるから?
更に鉄が熱持つし、首で折れる。
という事で現在使用中のアダプターとほぼ同じ形状してますけど、
ybmにこの事を少し相談し、ECOアダプターのコンセプトで作製お願いした処女作です。確かに首形状が似てる。素材も硬度仕様もメーカーのツール作製のプロが設計してくれました。
個人的にこの方めっちゃ信頼してます。
まだ未使用品ですが、やはり折れる時は折れるのか?



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