タイミングギヤ合いマーク YBM ECO-3V日誌

機械整備事業部

もうしばらく前のことだけど、いすゞ3YE-1という3気筒のディーゼルエンジン、古いECO-3Vに載ってるエンジンです。

もう製造されていません。部品もほとんど無くなってる。

でもかつてからの自分の最大課題であったエンジンフルオーバーホール洗浄を意気込んで初めてチャレンジした時のこと。
もともと白煙出まくりで力無くて調子悪かったから、分解時に素人ながらどこか異常な箇所がないかを慎重に観察して診断しながら分解してたんです。

タイミングギヤのカバー開けてさあ、ギアの合いマーク確認やーって。意気込んでオイル拭きふきして合いマーク探してたら、

クランクギヤ、カムシャフトのギヤ、アイドルギヤ3つの合いマーク、

はあ?おいおいおいおい、1個もあってへんやん。って、そうかそうかなるほどなるほど、以前過去に誰か分解しよったな。?

ほんで調子悪かったんや。って勝手に人の責任に擦り付けてド素人の私。甘いよね。悪い癖です。
でもなんでここまで合ってへんのや?って真剣に丸1日かけて1人で悩んでました。その間プロの整備の方やいすゞエンジン本体の人に相談してましたが、

私の質問すら意味不明なこと言っとるな?って私の素朴なバカげた質問内容が伝わるのに結構説明必要でしたが、よく考えたら、合ってないの当たり前やん。って気づいたのはほぼ24時間後ぐらいでした。

これってやばいレベルでしょ?私。装着時に合わして1回転でもしたらもうあとどんだけ回せば合致するタイミングがやってくるんでしょうか?
ギヤ数の最小公倍数みたいな算数の問題です。

これ私合ってるよね。どのエンジンでも同じ考え方で大丈夫なんでしょうか。だれかド素人の私に教えてよ。

でも完成したエンジン、順調に回ってるのでまあ正解なんでしょうけどね。
未だに自信が確信に変わらない私です。

山口

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