エンジン動力系統と冷却関連系統をフルオーバーホールした3V、いざ八ヶ岳でいきなりの酷使。
でも乗り込み初日からやっぱ細かなトラブル発生です。以前にもアップしたゴムキャタの破損による走行不良。
これ地点移動も話にならない状況だったので、急遽現場で交換。費用は掛かりましたが私の即決判断です。ここでウジウジ悩んでいては2次災害に繋がります。走行モーターの破損など。とんでもない音してましたから。バキバキばき=====!!って走るたびに。
掘削作業のダウンタイムはわずかの3時間!!。すべてが私の段取り通り、連携が取れたナイスな復旧作業!!(自己満です!!許してね😉)
しかしゴムキャタの交換後、その地点から自走で何メートルぐらいかな?200mぐらい離れた次の地点へ移動中に、別の不具合ハッケン!!
①:アウトリガーの昇降スピードが極端に遅くなる現象、と同時に起こる以下、
②:走行左右のスピードバランスがぎこちない?蛇行してしまう。エンジン止めて再起動したら改善したりしなかったり、また前側と後側の切替フットを踏むと、これまた改善したりしなかったり。左側走行が遅い??
うーーーーーーーん?まあ大体この時点で想像ついてました。私。これデバーターバルブの不具合っぽいです。現場では道具もないし、修理改善ムリ!これは今はどうすることもできないので、何とかうまく乗り切ることにしました。まあ、全てホースも外してたから、油圧の空気抜け切れて無いのか?とか適当な事考えてましたが、あまり深刻に考え無いよう、気にせず作業開始。
水温計もまあまあ順調。この日は!やったーーーーって🙂
翌日、作業開始して、移動時にまた同じ現象が勃発!!何とか走れるので、乗り切ってましたが、潜在的に油圧系統に異常がありそうでした。やっぱP1系統油圧の異常やな??
おそらく油断してると走行モーター異常とか疑っちゃいガチですが、私は騙されません。アウトリガー動作がリンクしてる異常…これは走行モーター原因ではないはずです。
忘れた振りして、作業続行。しばらくしてから水温確認、まあ順調…やっぱラジエーター関係工夫して改造したからやっーーーーって喜んでました。
岩と猛烈に戦ってマシンもブルブル震え、まあエンジンもフルパワーで唸って、さあ水温さすがにそろそろ上がってるやろ?って確認したら、あれーー???
液晶目盛り=1目盛り!!えええーーーーー?こんな冷えてんの?って疑いましたが、その後もずっと目盛り=1
なんで?その翌日もずっとずっーーと=1目盛りから動きません。
あーあーーー。これはなんかおかしいぞ!!
油圧もダメ。水温センサーも異常。少しショックでしたが、3V君、八ヶ岳任務終了して岐阜に帰還後、やっと時間が作れたので、まずは水温異常から修理開始です。
以下可能性を自分的に3つに絞り、トラブルシュート開始。
原因1:ハーネス断線
原因2:水温計本体の不良
原因3:液晶ユニット基盤故障
①は導通ありで異常なし
②は別の新品に交換(結線のみで確認)したが状況変わらず
③は在庫の新品液晶ユニットで確認→状況同じ
しばらく止まってしまう私。うーーーーん?わからん??何で?
面倒くさいからフレームをなるべく開けずにチェックしてたから、気が付かなかった。やっぱダメですね。シローとです。(反省😭)
結論1ヵ所水温関連のセンサーのジャックが外れてました!!裏側で見落としてました。おそらく現場でのマシンの振動で抜けちゃったんでしょう。
そうそう、分かっちゃいたが疑ってませんでした!!グロープラグスイッチとオーバーヒートスイッチのこと。水温関連のセンサーは全部で3つあるんです。そう、水温センサー、グロープラグスイッチ、オーバーヒートスイッチ。
グロープラグスイッチが抜けてました。
全部リンクしてんですね。簡単に目視できる表側の水温センサーのみしか注意してませんでした。
グロープラグスイッチとは、グロータイマーとリンクしてグローのオン時間を変えるための水温センサー。
オーバーヒートスイッチとは、水温上がってスイッチ入るとオーバーヒート警告ランプの点灯を指示する水温センサー。
水温センサーとは、実際の水温を検知するセンサー。
ですね!
原因分かってひと安心!!めっちゃ高価な液晶パネル、早まって発注しちゃうところでした。
次回はデバートバルブのチェックです。また状況確認したら、アップします。よろしく!!😉















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