フレーム 2液ウレタン塗装 YBM ECO-3V 日誌

機械整備事業部

はっきり言って塗装は嫌いです。もっと気楽にできる環境があればよいのでしょうが、なんせ周囲近所に気を使います。

車のボディーみたいに電解塗装で塗料浴槽にドブ漬けしたいもんです。😉

整備途中で分解してた3Vが急遽、出動命令が出たので慌ててフレーム塗装です。塗装といってもただベタ塗りできれば何も慌てないのですが、大分お疲れの様子のマシンのフレームでしたので、表面は結構やばい感じでデコボコ荒れてました。

土と油汚れも塗膜と一緒に固まってます。さすがにいくら急いでるからといってこの上からベタ塗りは避けたいところ。

しかし、本当に私はケツを叩かれて期限が切られないとめんどくさいことはいつも後回しになっちゃう人です。いけませんね==😬

どうしても猶予は2日!!(土日で完成して月から出動です!!)やばいということでかなりぶっ飛ばして作業してました。塗装…の下地処理を

手抜きはやっぱ後悔するし、仕上がりがエレガントさに欠けちゃうから、やはり塗膜剥がし(ラベル剥がしも含む)→下地処理→洗浄→乾燥→プラサフ→下地処理やすりがけ→塗装本番です。

塗装は下地処理が一番重要と分かっちゃいますが、猛烈にしんどいし大変!!しかも周囲が汚れまくる。仕方ないがぶっ飛ばして作業しました。

塗膜剥がしのスケルトンでYBMやら、ECO-3Vやら、Service&Technologyやらのステッカーもろとも溶かしまくってヘラでこそぎ取ってます。さすがのプロスペックの塗膜剥がし(スケルトン)!!

バリバリ剥がれます。

そしてステッカーなどは軽く炙ってヘラでこする。

残った糊はメタノールでふき取る。そうなんです。メタノールなんですよメタノール!!シールのりにはメタノール。強力です。テプラなんか一撃です。アーあー...企業秘密だった!これ!

日立純正のオレンジ塗膜は下にきっちりとプライマー施してるはずでしょうから、なるべく削らないように時短します。金属フレームは結局ほぼ全部金属生地の下地まで塗膜溶かしちゃいました。ここまでで既に半日経過。

へっこみや引っかき傷を叩いて修正、裏の防音断熱スポンジも溶かして剥がし、プラサフ前にやれることは最大限処理していざプラサフへ。でもやっぱ横着した部分がデコボコになっちゃいますねーーー。😂仕方ない。スピード重視だ。今回は。

真夏のカンカン照りの最高の塗装日和でしたので、速攻で乾燥し、やすり掛けしていざ本番塗装。そうー!!またダークスカーレット(エレガントやんーー😉)!

塗料もこだわって日本ペイントのnaxのネオウレタンエコでございます。こんな高級塗料、いつももったいないがまあええよな。でもやっぱ伸び方が気持ちいい!!さすがプロの車両用塗料です。普通の建材用とは質感が違います。

話が飛びますが、昔ね!弊社で初代のECO1の色決めるときに、僕ガキの頃、中川家みたいに京阪電車のすごいファンだったんですよ!鉄道マニア。だから京阪特急の最新車両、8000系のツートンカラーを真似しようとして色探してたんです。

京阪電鉄にも電話しちゃいました。そう寝屋川工場に!!!一応塗装色の名前だけ教えてもらったよ。エレガントレッドとマンダリンオレンジだったかな?そのツートンの間にゴールドのラインとダークなブラックが少し入った京阪エレガントサルーン8000系!!バンザーイ。最高にエレガントな車両です!!

因みにこんな色の塗料はありません。さすがに企業秘密でした。市販では売られてません。そりゃそうだよね!!もしかしたら鉄道模型店とかで発注できるかもしれません。誰が1と缶で頼むか!❓鉄道模型屋で。あほか!君は!!

でも日本ペイント塗料の標準色以外の調色は最後の確認は調色の専門職人が目視でしょ。すごいよね!塗ったサンプル板が必要だから写真じゃダメだって言われてさ。これまた京阪にサンプル無いですか?ってどこまで図々しいやっちゃ

君は!😂

何の話やねん!!でその色は諦めた!ツートンカラーとか色多いのは補修も面倒だし。

というわけで丸1日かかりました。フレーム塗装。やればできるじゃん!!もっとはよーやれや!!

明日は組み上げです。(日曜日)頑張るぞ🙂

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