絶対に破ってはいけないシリーズ YBM ECO-3V 日誌

機械整備事業部

思い返せば創業当時、初めて自社で土壌採取の業務を受注し始めたあの当時、全てはハツリから始まりました。
たぶんもっと簡単な方法がある、もっと楽な方法があるに違いないということは、さすがに何となく分かってはいたけれども、全部自社でやろうぜって決めたから、これしか手段なかったんですよね。そうハツリ…😂

現場初めて乗り込んで、地点出して、おいおいおいおい、裸地も何か所かはあるけどさあ、おまえほとんどの地点バリバリのコンクリートやんけ!!って、お互い諦めた空笑いで、しゃーないですやん。やるしかないでしょ。って

当時は40Vなんて無かったし、ブンブンYAMAHAの安い発電機を傍で一日中唸らせて、100V繋いでハツってました。当時のマキタ最強のヘビー級、HR5212Cってハンマードリルで😂、時には40cmぐらいの厚みもありーの、鉄筋十文字に入ってるし、バールで曲げて、グローブ外して膝マづいて腕まで入れて素手でガラを拾い上げ、時には火ばさみトングみたいなの巧みに使って底のガラ拾い上げてました。

(ハツリ&ガラ拾い)×n回、みたいな感じで2人作業で何とか土壌にたどり着き、一日何カ所やってたっけ。ヘロヘロになるまで10地点弱ぐらいかな。調子よくて。それで成り立ってた会社…本当笑いですよね。

手段無いのもある意味、諦めると強いよね!!だってさ、諦って帝の言葉って書くんですよ!!やるしかないやん。悟りのための修行みたいな感じでした。

でもね、やはりここぞという時の選択肢はハツリでしょ。やっぱ基本は手。私には余りハツリ作業に抵抗がありません。しんどいけどね。😉

さすがにこの過去、手ハツリ下積み十分でしょ?やっぱdokataのあんちゃんは手でハツレてなんぼちゃいます?(笑)

今回もね、コンクリあるの知ってたし、カッター持ち込むことは可能でしたし、ECOで貫通するのも余裕の選択でしたが、どうしても絶対に埋設破ってはいけない、どうしてもの理由があって、おそらくコンクリート下には配管は無いという予想でしたが、20ヵ所中3か所。

(↑エコにつけた斫りです。こんなのもあります)

選択肢は間違いない!!ただ1つ、ハツリでしょ!!手で。これ即決です。

果たしてこの作業にテクニックというウンチク余地があるのでしょうか?あるとするなら、根性論でいう汗だく無心になれる精神力と耐久力?

唯一テクニカルな内容としては、コンクリートのエッジを狙って角を割る、僕は初めは細いドリルを1っ発。埋設が大丈夫な地点なら貫通まで探る。埋設不安なら初めっから無心に広げていく。です。何個もドリルで先に開けちゃうと、ブル先端が滑ってやりにくいでしょ?割れやすいのはあるかもしれませんが。

でも今回もまあまあ深いです。20cmはありました。そして容赦なくハツリ散らかしてますが、慎重とスピードのコラボレーション。は?

てなわけで、案の定3か所でヘロヘロになりました。53歳!伸び盛りのおっさんです。でも久々に爽快な達成感でした。🙂

しかし、やっぱ直流40Vにもなるともう完全に100Vよりパワーありますよね。本当実感します。

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