八ヶ岳でやられたアダプターとケーシングヘッド。更に、コアサンプラー上部のショートロッドレデューサーのロープメネジ…
アダプターは完全破断したため、もちろん諦めて交換ですが、折れた先端が食らいついたケーシングヘッド。
結構、現場デビューしてまだ間もない新品です。あまりに勿体ないので、何とか中で食らいついて折れた先端を外す作戦、実行です。




折れたネジや折れたタップなど、以前先生に相談した時、まあプロはやっぱすごいというか、判断が適切で迅速です。
むやみやたらにいきなりこねくらない。よく観察して断面きれいにルーターで削って頭出ししたり、パーツクリーナーで十分洗浄したりなど、
その当時の教えを見習って、ジーっと食らいついた中身を眺め、作戦を練ります。余りむやみやたらに手を出す前に、まずは状況判断…
余分な油グリース汚れや鉄粉くず、バリなどを丁寧に洗浄し削って除去し、観察。





捨てずに残していたL形に曲がったボルト廃材で何とか実行です。うまくセンター穴の中心にまっすぐ溶接してハンドルにしてトルクかけて外せないか???
溶接の腕にかかってます。溶接してもひねった際に負けちゃって折れたらゲームオーバーでしょう。おそらくね。😂
以前、YBMのツール作製のプロが言ってた。溶接前は部材の十分な余熱が必要だって!!いきなり溶接しちゃうとやっぱりね、鉄の組織が偏って、焼き入ったような組織になり脆くなるって!!
まあ、その教えを素直に習って十分ガスで余熱してみたよ。
溶接後も、外面大分炙って膨らませ、熱いうちにえいーーーーーーー!!って。
まあそんなにトルクかかって食らいついて折れて無かったのか、結構簡単に外れてくれました。ラッキーです。
このヘッドも自分で作製するのは相当大変だろう、溶接斜め盛りしてくれてる最強の大事大事ヘッドだから、1軍復帰できてよかったね!🙂
コアサンプラー上部のショートロッドレデューサーのロープメネジも、ガジッちゃってたから、どこがつぶれたのか十分観察して、使い古しの手持ちのルーターにダイヤのやすりつけて丁寧に目出ししたら、復帰したよ。
これもコアチューブそのものは新品に近かったのでラッキーでした。ショートロッドのみ交換、又はヘッドからブレイクして交換って考えたけど、レンチでひねってクラック入って折れそうな感じで固まってたから、
作戦を変えてルーターで処理!!
また現場1軍復帰できそうです。良かったね。😉

















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