純正ラジエーターキャップに0.9の刻印。この本質解明にこれまたほぼ1日かかりました。😂


オートモービル系のド素人とはこういうもんでしょう。
でも分析屋の私から一言言いたい、まず単位書けや!!🙁もちろん書いてあるキャップも有るのでしょう。一般的に0.9か1.1らしいけど。レース用のハイプレッシャーで1.3、下は0.5とかあるそうです。
ググっても0.9はキャップの開弁圧=88kPaって書いてある。私の調べ方が不十分なんでしょうが、大体88kPa、又は0.9kgf/cm2って書いてある。
そもそもこれ大気圧以下やんけ!!そして私の今朝までのかじりの知識です。(以下)
ラジエーターキャップは冷却系全体を密封し高圧にして冷却水の沸点上昇を引き起こす。100℃で沸騰しちゃうと冷却水中に気泡が発生しエンジン冷却が不十分になりオーバーヒートの原因になる。
それぐらいの知識はありましたよ。でも大気圧以下やんけ、88kPaって!!0.9kgf/cm2って、ほんなら1.1のキャップは大気圧以上なんか?
数字結果が独り歩きするリスクが高い理化学分析業界の出身の私からして、あまりにこれは不親切でした。
そして聞く人すべてに「はい、0.9は開弁圧0.9kgf/cm2の意味です。又は88kPaです。」って。そんなもんわかっとるわ!!
そもそも大気圧101.3kPaやろ?大気圧以下やんけ!!!88って
「はー?何言ってるか質問の意図がよくわかりかねますが、とにかく加圧してるんです。」ってそればっか。
10人目ぐらいでした。紳士的な営業の方だと思います。おそらくラジエーターの専門会社の。
「山口さん、0.9とは1+0.9で実際は1.9のことなんですよ。そして1.1とは2.1kgf/cm2のことなんです。」
ほんなら開弁圧1.9って書けや!!
それをもっとはよー言ってよ!!😭
誰も言ってくれんかった。その本質の一言の説明を。
業界では常識過ぎるレベルの私の意味不明な質問で、でも僕の問い方が悪かったんでしょう。たぶん…反省😭
前置き長くなりましたが、やっと解決しました。やはり実際は2気圧近く圧力掛かってるってことなんですよね?
そしてラジエーターキャップがこんなにも大切なんて本当に分かってませんでした。
色々それから調べてたら、冷却系の仕組み、奥深いよね。私は今更で笑われそうですが。
そして実際オーバーヒートの定義が微妙になりました。果たしてECOで言うなら水温系MAXでレッドゾーン、ピーピー警告なるとオーバーヒートなのか?
実際出力、トルク落ちてパワーダウンしたり、オイル系統に水漏れ起こしたり、リザーブタンク溢れて湯気出たり、そこまで行くとオーバーヒートって言うんでしょう。たぶん。
そしてそもそも純水ではない冷却水クーラントの沸点は100℃以上でしょ?(109℃ぐらい?グリコールの濃度に依存するよね、たぶん)
そして実際は気泡ができないようにキャップで抑え込んで圧力上げるっていうイメージですが、理論的には、サブクール沸点ていう気泡ができるかできないかの際ぐらいの温度帯が、エンジンヘッド付近の熱量交換効率が一番高いのだそうです。
1.3みたいなハイプレッシャーキャップに変えて沸点上がったら水温上がって尚のことオーバーヒートしやすくなるんじゃね?って思ったけど、ラジエーターコアでの大気温度と差が大きくなるから、放熱効果が高まるって考えるんですって。
初めて知ったよ。
そんな基本知識も知らずして、先にラジエーターMAX改造しちゃう私です。😂
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