作動油タンク 加圧してますか? YBM ECO-3V日誌

機械整備事業部

まだまだ知らないことが多いですな。僕は。😭
「マシンの作動油タンクは、これ加圧タイプですから~~~…。」
って一瞬出たメーカーの一言。

この一言に思いっきり、反射的に反応した私…。

え?え???どうゆう事ですか?加圧する仕組みって、どこに備わってるでしょうか?????

そうなんです。内部の空気は敢えて加圧させてるんです

全く知りませんでした。何気に蓋を開けちゃったら、今までは何も考えずに蓋をしてましたが、蓋を閉めるときは少し注意が必要なのです。

確かに気密性は高そうなラジエーターキャップに似た構造のキャップが付いていて、蓋を開けると決まってプシューって音がしてました。今まで。はい。

圧が抜けてたのか、空気を吸っていたのか?さてさて?どちらだったのでしょうか。今までは。もしかしたらタンク内は陰圧状態ってこと、あったのかもしれません。

すなわち、タンク内のヘッドスペース空気を加圧状態にすることで、エンジンが回って油圧メインポンプがタンク内の作動油をサクションフィルターから引き込む際に、最大限押し込み効率が上がるようにするわけです。

一番タンク内の作動油レベルが下がる状態、そう。ECOで言えばフィード、スライド、起倒、アウトリガーのシリンダーを目いっぱい引き延ばした状態を維持して、蓋を占める。

タンク内のヘッドスペースを最大限容積にした後、キャップをして、戻る作動油で圧縮をかけるということなんです。っって、

知らんのお前だけやで!!って突っ込まれてそうですが…。😂

はい。知りませんでした。

どれだけ効果があるかは微妙ですが、ユンボーでは常識レベルの話で、もしかしたら、少し走行時にシューーーーって言ってた音などがこれで消えるかもしれません。

ということで、早速実施しないと気が済まない僕なので、トラックの荷台の上でいざ実施。🙂

まあ、それほど悪影響は無かったと思うのですが、こういう細かい知識の積み重ねですね。(反省)🙁

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