ホースバンドのこだわり ybm ECO-3V日誌

機械整備事業部

見た目の地味さ故に、あまり重要視され難いホースバンド。
って、お前が分かって無いだけやん!ってツッコまれそうですが。

車、エンジン、分析機器なども含めて工業系でのホース締結理論、技術は半端なく奥が深い分野なんです。実は…

分野によってその重要度に違いはありますが、ことエンジン回り、油圧関連では、ちょっとぐらいは漏れてもしゃーないわ!ではなく、ホースが劣化してしまおうが、どういう状況であるにせよ、絶対漏れてはダメなんですよね。
これ、メーカー開発段階では。の話…
それを僕みたいな中途半端な知識レベルのユーザーが、後から適当に施工しちゃうから、漏れ始めるんですよ。🤣

最初のECO解体中も、錆びとスス汚れ、油汚れで固まってるバンド類を外しながら、こんなの次回の新品はステンレス製で錆びないやつ、ホームセンターで買ってこりゃーええやろうと、

甘かった🙇私。

一応捨てずに錆び汚れのまま、ビニール袋にまとめて保存してたんですが、
何気に使えそうな状態の良さそうなものを選んで、磨いてたんです。キャブクリーナーとかに付け置きしたり、ワイヤーブラシで磨いてみたり。

中々綺麗にならないから、虚しくなるんですが、ふと見つめて、めっちゃ剛性やな?硬そうやし、こんなのメーカー名とかあるんか?って、磨きながら刻印とかルーペで覗いて確認してたんですね。

なんか❤️マークあるなぁ?
なんやこれ?メーカーのマークか?とか思いながら。
これ日本でいうJISマークのEU版なんですね。
そして段々と引き込まれて行く私。
ほとんどUKや、🇸🇪製。
日本製など一つも有りません。
こりゃえらいこっちゃ!って、
それからですね。調べ倒したよ。
ABAやトライドンなどの信頼性高いEUメーカーのノウハウ。

純正品にはやはり理由がある。
また多くを学びました。

鉄製のバネ鋼が優れてるんですね。錆びようが何だろうが。
やっぱり。ステンレスより。
また、クリップ式のものも、その使用場所に理由がある。ホース劣化に応じて追従するんだ!バネの力…

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