軽油タンク洗浄

機械整備事業部

地味な洗浄作業が続きます。が洗いはめっちゃ得意です。はっきり言います。自信あります。あの手この手その手この手を使い、いろんな薬剤、溶剤、洗剤を駆使して汚れを破壊します。

私のクセですが、分析機器や部品、ガラス器具なども故障してるの分かっていてもきれいに洗浄してしまいます。すると私が使うとたまに復活してくれるものもあるんですよ(笑)因みに私、中古機器の電子基盤をマジックリンで容赦なく洗っちゃう人です。はい。もちろんウルトラピュアの超純水やIPAやメタノールは必須ですよ。

話が脱線しましたが、底がドロドロ周りもカスだらけの軽油タンクを洗浄します。

ネジも洗浄ですが、メッキまで剥がすと錆びるので気を付けます。水洗い後の防錆には336に限ります。ボルトは交換。クロメートメッキの新品輝きにはまじシビれます。タンク側樹脂に埋まってるナットを供回りさせた時点でタンク終了です。インパクト使用などは論外。パッキンはフッ素系使用します。おそらく純正はフッ素のはずです。重量でわかる。レベルチューブなども交換です。純正購入しましたが、普通の燃料用ビニールチューブで(笑)。

一度は純正買わないと情報わからないしね。内蓋にも水分混入防ぐパッキン入れます。向きに注意です。はじめ無かったよ。このモデル、昔タンク底に何故か水がいっぱい溜まってた理由がよくわかりました。

フロートセンサーはそのまま利用。わざとレベル検知が緩慢に反応するように抵抗ついてンるんですかね。たぶん。軽油入れてもなかなか液晶レベル上がらないことがあったので故障かなと思いましたが、たぶん大丈夫そうです。ネジにはWAKOsのスレッドコンパウンドを少しと(用途少し違いますがネジ固まるのが嫌だったので)、パッキン類にはシリコングリースをほんの少量刷り込んで。ネジの馬鹿締めは厳禁です。

マジでタンクは半端なく高価ですしね。埋め込みナットの内面加工とか見れば、日立さん、こだわって作製されてる感がよくわかります。絶対ナットからは漏れないようになってるよ。すごい!

山口

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